今日なぜか、ふとちょっとは調べてみないとと思い、Google先生にお伺い。するとカトリック系のサイトで少し理解。
修道会でも、まずmonkは基本的に修道院内で修道するが、friarは修道院を根城としつつ地域における宣教と社会活動を行う。つまりfriarは「托鉢修道会」ということになるのかな。
ところが調べてみると、イエズス会の名がfriarの中に出てこない。そこで検索語を変えていろいろ見てみると、やはりイエズス会はfriarではない、とあった。イエズス会の場合は、特定の修道院に居住しなくてもよいからだ、という。
フィリピンのカトリック研究を始めて20年近くなるが、まだまだ修行が足りない。やはり知らないことを地道に調べる謙虚さが弱いのかな、と反省した次第。それにしても、長い歴史を反映してか、カトリックはプロテスタントに比べてとても複雑に感じる。
それは恐らく、プロテスタントの場合、違いが生じると分派して外生化していくのに対して、カトリックの場合ひとつであることが大事なので、許容できれば共存し統合して行こうとするからもあるのだろう。とにかく、外部者として、謙虚に学ぶしかないと思う。